ガスタービンエンジンは環境や使用状況により、10年に1回くらいはオーバーホールが必要

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エンジンのリフレッシュ【オーバーホール】

非常用発電機のオーバーホールは主に劣化したガスタービンのメンテナンスで行います。技術力を求められる作業なので実績豊富な業者に依頼しましょう。

オーバーホール

 

オーバーホールとは、エンジンやタービンを分解洗浄してリフレッシュさせる事です。

 

ただ洗浄するだけではなく、ガスケットなどを新品に交換して、グリスアップをやり直すなどの手間を加える事で、整備前の状態が経年劣化だけであれば、新品に近い状態まで回復させる事ができます

 

メンテナンスの手法の中でもオーバーホールはもっともランクが高い方法で、損傷などの致命的な不具合がなければ、ほぼ全ての不具合を直せるとともにリフレッシュできます。

 

オーバーホールは高額

 

ただし、オーバーホールをする箇所にもよりますが、非常に手間がかかるため技術料(工賃)が高額になるデメリットがあります。

 

また、専門技術と経験が求められる難しい工程なので、整備業者の腕で品質が大きく変わってきます

 

オーバーホールは突き詰めていくと新品に限りなく近い状態というゴールがありますが、悪質業者や未熟な業者が行うと、高額な費用をかけたにも関わらず、しっかりリフレッシュされない事もあります。

 

また、固着した部品を分解するなど、繊細な作業工程も多いので、オーバーホールを依頼した結果、エンジン内部に傷が付いて調子が悪くなって返ってきたといったトラブル事例もあります。

 

 

非常用発電機のオーバーホールの必要性

 

オーバーホールは、費用対効果を考慮して、実施する必要性を考慮しないといけません
試験運転を含めて少しでも使用している中古状態であれば、オーバーホールすることで相応のリフレッシュ効果は期待できます。

 

しかし、基本的にはメンテナンスにおけるオーバーホールは最後の手段という位置付けになっています。

 

仮にオーバーホールせずに最低限のオイル交換などのメンテナンスのみで不具合なく使い続けられる見込みが高い状態であれば、オーバーホールをする必要はあります。

 

この結果、ディーゼルエンジンのみで発電するタイプの非常用発電機はよほど経年数が古くなるか、日頃からメンテナンスをせずに長期間放置した場合、またはエンジン内部に重大な不具合が出た場合を除いてオーバーホールをする必要性は低いです。

 

つまり自家発電機用のディーゼルをオーバーホールする事例は極めて低いです。

 

ディーゼルエンジンとは対照的にガスタービンエンジンは高温、高圧、高回転と過酷な状況を作って発電している事やタービンの構造自体は簡単な事から、オーバーホールの必要性が高いです。

 

使用状況や環境にもよりますが、10年に1回くらいはオーバーホールを行っていかないと、安全に使える状態を維持できないでしょう。

 

非常用発電機の点検業者の中にはガスタービンのオーバーホールに強い業者がいます
オーバーホールはスタッフの技術力で品質が変わるので実績豊富な整備業者を探すとよいでしょう。